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獣になれない私たち 1話 感想【ネタバレあり】

おはようございます。

普段は全然ドラマを見ないのですが、個人的に興味があるドラマなので、レビューをしてみようと思います。今日は第1話です。

 

バーで、晶(ガッキー)のカップルと恒星(松田龍平さん)のカップルが出会うシーンから始まります。

そんなこんなで始まる物語。ガッキーが電車に乗って会社に通勤するシーンがあるのですが、押しつぶされて目をぎゅっとするガッキーかわいすぎです。注目すべきポイントその1です。

なかなか問題のありそうな晶の会社「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の雰囲気を視聴者に伝えたところで、舞台は再びバーに。ついに晶と恒星がゆっくり話す、、、はずが、あんまり噛み合わずに終了。

恒星役の松田龍平さん、動いているところを初めて見ましたが、意外と普通に喋りますね。寡黙で独特の動きや喋り方をするのかと思ってました、、、(?)

 

で、開始18分にしてついに会計士っぽい話が出てきました。

あ、この記事を読んでくれた人がここにどうやってたどり着いたか知らないんですけど、知名度が全くない「公認会計士」という職業の知名度をアップしてくれることを願って、このドラマを見てレビューをしています。もちろん、楽しんで見ている部分ももちろん大いにありますけどね!

ちなみに自分は今はただの受験生です。もしかしたら7話あたりには合格者になっているかも、、、逆に落ちてるかも、、、、、こわいですね、、、、、

で、「おたくは見ない。不正は不正ですから、危ない橋は渡りたくない。」と恒星が電話で話していますが、これは、会社の業績や財政状況を専門家である公認会計士にチェックしてもらい、お墨付きをもらう「監査」のお話です。

「監査」は公認会計士の独占業務で、世の中にある大企業のほとんどは監査を受けることが必須となっています。あまり知られてないけどね!

ただ、恒星の場合は小さな個人事務所なので、ベンチャー企業とかの監査をお願いされているのかなー、と思います。不正を見逃して間違ったお墨付きを与えようものなら、手痛い処分が待っています。だから、危ない橋(会社)は渡り(お墨付きを与え)たくない。ということなんです。たぶんね。

 

はい。

 

さて、話はドラマに戻って、恒星が元彼女から会社の設立をお願いされるシーンに。これは公認会計士というよりは税理士側の業務です。会社の設立をサポートしてあげて、そのまま顧問税理士になるパターンとかよくあるんです。

というか、唐突に出てくるクセの強いサブロウに笑ってしまいました。

 

なんやかんやと話が進み、晶と(田中圭さん演じる)彼氏の京谷がエスカレーターを登ってくるシーンがあるのですが、ガッキーが腕を組みに行くところが「あ!!!」という気持ちになりました。注目すべきポイントその2です。あ!!!!!!!

 

さてさて、舞台はツクモに。新人上野の送信した会議の書類にミスが発覚。上野、逃げる。

なんとかミスをカバーするものの、営業部のミスで取引先のおじさんに土下座をさせられる晶。ここらへんはかなり見ているのが辛かったです。「土下座してよ」と言いながら、本当に土下座をすると周りをキョロキョロして「困らせるのは趣味じゃないんだよなぁ…。」と焦って周るおじさん。見ていてとても嫌な気持ちになりました。しかもちゃっかり頭撫でてるし!さらに、電話での「晶ちゃーん」呼びで、いよいよ限界が来た晶。ここらへんの演技はさすが女優ですね。一瞬で雰囲気が変わりました。

自分はまだ大学生でバイトも全然したことがありませんが、社会に出るとこんなふざけた人がわんさかいるのかなぁ、と悲しくなります。

 

再びバーで、晶と恒星が話します。今度はちゃんと、話します。最後に恒星が呟いた「馬鹿になれたら楽なのにね。」。

これは本当にそうですね。嫌なこと、理不尽なことが山積みで心に限界がくると「あーあ、馬鹿だったらなぁ。何も考えないで生きたいなぁ。」と思ってしまうこと、みんなありますよね。脚本の野木さんからの、飾らないメッセージを感じました。

最後の最後は、イメチェンして会社に現れ、社長に業務内容の改善を颯爽と突きつける晶。見ていて辛くなるシーンが多かっただけに、希望のある感じのラストシーンで良かったです。変わる勇気を出すことができました。

 

まとめ

今回はかなり晶の回りにスポットを当てていましたね。おそらく来週は恒星周りの話もどんどん出てくるでしょう。
原作なしの野木さんオリジナル脚本ということで、今ドキの(というか昔からずっとはびこってそうな)問題が盛りだくさんでした。働く女性の待遇、パワハラ上司、セクハラ、一瞬だけ見えた京谷の母親の直面する老老介護

京谷の部屋に住み付くニートの元彼女、晶の実家のお話などなど、まだまだ現実を突きつけてくる気、満々です。

あとほんとにほんとにただの感想ですが、ガッキーがやっぱりかわいいです。ガッキーのかわいい注目ポイントは、毎回書いていこうと思います。

それから田中圭さん、名前だけはよく聞いていましたが知名度にふさわしいイケメンですね。

 

今後もどうなるか楽しみです。来週も、また恒星のお仕事についてちょいちょい解説しながら、レビューしようと思います。

 

公式ページの下の方に見逃した人用の配信がいろいろ用意されているので、見逃した人やもう一度見たい人用に公式ページを貼っておきます。相関図もあらためてチェックしておくと良さそうです。

 

www.ntv.co.jp

 それから、前に書いた記事もどうせなので貼っておきます。会計士がいかに世間に知られていないか書いてあります。

全人類、秋ドラマ「獣になれない私たち」の根元恒星に着目すべし。 - 部屋から発信中。

ではでは。