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簿記が難しいと感じた初心者さんや独学者さんたちへ

世の中には簿記の入門書がいろいろあります。本屋に行けば、いろんな出版社が「わかりやすい」とか「初心者向け」とか「漫画でわかる」みたいな感じで、簿記の入門書を出していますね。

 

自分は現在公認会計士の二次試験の結果発表待ちという身分で予備校も使っていましたが、最初の最初は簿記を独学で勉強していました。その頃からずっと感じていたのですが、「初心者に書籍でわかりやすく」って困難だと思います。

初心者はそもそも簿記の概念が頭に入っていないので、何が重要で何が重要でないのかがわかりません。

貸方?借方?資産?収益って?貸借対照表損益計算書って漢字ばっかりで何がなんだか…という感じで、いきなり新概念がどかどかでてきて、いまいち要点がつかめないままとりあえず読み進める。仕訳はなんとなくわかってきたけど、簿記2級くらいになるとなんとなくでは戦えなくなって挫折してしまう。そんな気がします。現に私はそうでしたから。

私の中で、何かを学ぶための媒体のわかりやすさは、対面≧動画>>>>>書籍くらいの順位だと思っています。

で、とりあえず書籍というものはとんでもなくわかりにくい。それでなおかつ初心者だったら、わかりにくい+わかりにくいでもうそりゃわけわからんのオンパレードですよ。

資格予備校って、わかりやすい「動画」あるいは「対面」の授業を提供することにこそ主な価値があると思うのです(もちろん、出題の分析とかテキスト、講師にも価値はあるはずですが)。

 

ですから、初心者こそ書籍ではないもので学べということです。予備校に通えるお金があるなら、やっぱり独学ではなくて予備校を使った方がいいと思います。

それはともかくこのブログでは簿記とか会計の解説もちょこちょこやっていますが、話し言葉で、なるべく耳で聞くみたいに、動画みたいに、という工夫をしています。よろしくお願いします。