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責任会計ってなに?エッセンスをわかりやすく解説します。

第三回は、簿記1級や公認会計士試験の管理会計論で出てくる責任会計について。
コトバンクによると「経営管理組織内において、マネジメントを委譲された個人と、その人の管理可能な数値とを結び付けることによって、当該責任者の業績を明らかにしながら、経営全体の業績を効果的に向上させようとする会計制度である。この制度は、うんぬん、、、」

いやいや、わからん。そこで、今回は責任会計について解説してみようと思います。

まず、町の工場をイメージしてみてください。材料の木を切る人、それを組み立てる人、運ぶ人、いろいろいますよね。管理会計では、この人たちはそれぞれ一つの仕事をする、という前提になっています。
部門別計算で「切削部門、組立部門」という単語が出てきましたよね。部門というとガチガチして難しく感じてしまいますが、つまり「切る人や機械のグループ、組み立てる人や機械のグループ」と考えれば大丈夫です。そしてグループとなれば、必ず彼らをまとめる長がいるわけで、この長の責任を問うのが責任会計です。責任を問う、をもっとわかりやすくすれば、「業績を評価する」ですかね。長とてひとりの会社員ですから、業績とかボーナスはつきものです。

そこで、業績を評価されるという重要な問題に、自分が関与できない(管理できない)ことは極力関わってほしくないですよね。

組立部門長「切削の人たちが適当に切ったおかげで、組立てもガタガタになった、、、それなのに、自分が悪いのかなぁ、、、」
と納得いきませんよね。こんな感じです。