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コミュ力のない文系大学生は、公認会計士を目指そう。

第二回の記事は、「公認会計士について」です。
何を隠そう、私は現在公認会計士の一次試験に合格していて、数日後に二次試験を控えているのです。本当はブログなんて開設せずに勉強をしなければいけないのですが、、、租税法わけわからーん!

まあそれはともかく、この記事では公認会計士試験を勉強するに至った理由と、文系大学生にオススメする理由を書いてみようと思います。

会計士を目指すことになったきっかけ

受験が終わって文系の大学一年生になった春、さっそく私は3年後の就職活動についてとてもとても不安でした。「面接って数十分の会話だけで人生が決まるの?もしも質問に答えられなかったら終わりなの?コミュ力欠乏してたらどうなるの?」と考え、たどり着いた先が「面接から逃げるために資格の勉強をしよう」でした。
そこで、勉強するなら何がいいか、本当に価値があるのかと調べ、3つの候補を考えました。弁護士、会計士、公務員試験(厳密には資格ではないのですが)です。

弁護士は、大学を卒業した後に大学院に2年間通った後に司法試験を受けられます。ただ、どれだけ頭のいい大学院でも合格率は5割〜3割。あるいは予備試験というミニ司法試験のようなものに合格してから、司法試験を受けられますが、これも合格率4%と狭き門でした。
大学院は国立の学費でも年に80万円程度かかることから、深みにハマると人生を棒に振りかねないと却下しました。しかも合格したところで仕事が少ないらしいですし。

公務員試験は、安定の代名詞である公務員になるための採用試験です。ただ、調べたところ、大学3年生からでも間に合うし、早くから勉強してもダラダラ続けることになってかえって良くないという意見をネットで多く目にして、とりあえず大学1年生の時点では保留にしました。

会計士は、受験に際して「大学院に通う、予備試験に合格する」などの条件は一切なく、誰でも受けられます。また、二次まである試験に合格すると、ほぼ無条件で監査法人という大企業並みの待遇のところに入れます。会計士業界は現在かなりの人手不足であり、合格者と求人数がほぼイコールで面接もゆるゆるということでした。ですから、ほぼ無条件なのです。

どう考えても「大学1年生から勉強するなら会計士だ!」と思って生協で簿記の本を買い、そこから3年も勉強して、やっとこさ一次試験を突破したところです。

 

会計士の就活はコミュ力はあまりいらない! 

さてさて、タイトルにもあるように、コミュ力がない文系大学生は、公認会計士を目指しましょう。

私が資格予備校から聞いている話ですと、面接は雑談も多めのゆるゆるで、貴重な合格者を引き入れるために接待じみたことをしてくれるらしいです。合格者から「英語の得意な人の話を聞いてみたい」と条件を出して、監査法人の英語の得意なリクルーターの人が話してくれるとかなんとか、、、(あくまで聞いた話ですけどね。)
普通の就活だったら、リクルーターの人を指名するなんてないと思うのです。そのくらい、現在の会計士合格者の就活は、売り手市場ということです。ペーパー試験に合格すれば就職が決まるって、文系ではなかなかないと思います。会計士試験は一次試験は5科目、二次試験は7科目と分量はとても多いですが、目指す価値は十分にあると思います。

この記事を読んだ文系大学生のみなさんも、ぜひ会計士を目指してみましょう。