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主にアイドル、他雑記。

会計士試験用の安い電卓。

こんにちは。

絶対にアクセスが集まらないことでおなじみ、簿記やら会計やらのお話です。

簿記や会計士試験などでは、それなりにちゃんとした電卓が必須です。M+、M-、RM、GT、ルート機能あたりですね。でも、簿記を始めたばかりの初心者って「M+ってなに?GTって?」ってなると思います。

それで、とりあえずネットで検索したり経験者に話を聞いて「どうやらシャープかカシオがいいらしい。」という情報を得て、シャープかカシオの電卓を買うと思います。というか、自分がそうでした。

でも、会計士試験の渦(というか沼)の中にいる今の自分は、シャープでもカシオでもない電卓を使っています。ということで、今日は、自分が愛用している電卓を紹介しようと思います。

 

①シャープの電卓

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もう写真を見た方がはやいと思うのですが、これが自分の初代電卓です。シャープ製です。

GT機能、RM機能、ルート機能完備ですね。 

ヨドバシカメラで買いました。4000円くらいでした。

↑これの色違いバージョンです。

無印良品の電卓

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これが、自分が今使っている電卓です。シャープでもカシオでもなく、無印良品です。

GT機能、RM機能、ルート機能完備です。上の電卓と比べてみればわかると思うのですが、「C」ボタンと「CE」ボタンがいっしょになっているだけで、他のボタンは配置が多少違えど、全く不足していません。

無印良品の店頭で、2000円で買いました。

ちなみに、シャープとカシオではボタンの操作方法がすこし異なるのですが、この無印電卓は「シャープ」と全く同じようにボタン操作ができます。カシオからこれに移ると少し手間取るかもしれません。

③出会い

無印良品を好きな友人とお話をした帰りにショッピングモールで無印良品を見つけて寄ってみたのが出会いのきっかけです。

なんとなく電卓コーナーを見てみると「あれ?自分の使っている電卓と変わりなくない?」と感じ、遊び半分で見本をちょっと触ってみると打ち心地も良い。ちゃんと押した感じがするんですよ。それで、「シャープの電卓を失くした時の予備に買っておこう。安いし。」と買いました。

そのあと簿記の勉強をするうちに、シャープ電卓の沈み込む感じの感触よりも、無印電卓のカチッとした感触が気に入ってしまいました。気がつくと逆にシャープ電卓が予備になっていました。

試験場での電卓チェックも問題なくクリアできて、すっかりお気に入りです。

 

簿記とか会計士試験を受けたい人や、予備の電卓がほしい人は、無印良品の電卓を検討してみてはいかがでしょうか。

 

おしまい。

同人誌って儲かるの?CVP分析で考えてみる。

こんにちは。シャニマス専門ブログではないのにアクセスのほとんどがシャニマス関連なので、全然会計とか簿記の話を書く気が起きませんでした。でも、今日は会計にまつわるお話を一つ。あくまで雑記ブログですからね!

 

さて、自分はある時「同人誌で儲ければ働かなくても済むんじゃない!?」と、イラストも描けずストーリーも書けずに思い立ったことがあるのですが、そこで冷静に「どういう条件で儲かるか」を計算してみたことがあります。その時に意図せず管理会計CVP分析の考え方をしていたので、同人活動を始めようとしている方や簿記を勉強している方のために、ここで公開してみようと思います。

 

1、CVP分析とは

「同人誌」あたりのキーワードから入ってきた人向けに解説をしますね。CVP分析というのは、コスト(費用)、ボリューム(販売量)、プロフィット(利益)の頭文字をとったもので、企業が利益を分析するときに使われる分析のやり方です。

「販売量が増えたり減ったりすると、費用と利益がいくら増えたり減ったりするのか」がわかるので、来年の販売量を決めるのに役立ちます。

 

2、固定費と変動費

専門用語ですみませんが、まず、費用を固定費と変動費の二つに分けます。固定費とは、販売量が動いても金額が変わらない費用のことです。変動費とは、販売量が動くと金額も動く費用です。さて、こんな定義だけ説明してもよくわからないと思うので、さっそく具体例を出してみます。

 

固定費の例…移動費、宿泊費、サークル参加費など。

売れようが売れまいが、即売会でテーブルの前に辿りつかなければ始まりませんよね。そのためには、電車賃がどうしてもかかります。遠くから来ているなら、1泊するかもしれません。そうしたらホテル代がかかりますね。それから、運営が決めたサークル参加費を払わなければ、抽選にすら参加できません。こういう費用は、いくら売るとか関係なく一定の金額がかかるため「固定費」となります。

 

変動費の例…印刷費

印刷費って、販売する量というか作る量によって変わってきますよね。例えば、1冊作るのに250円かかるとして、50冊なら12500円・100冊なら25000円を印刷会社にお支払いすることになります。1冊あたりの単価が求められるなら、それは変動費です。逆に、固定費は「1冊あたり電車賃がいくらかかる」という話はあり得ないですよね。

 

3、計算の前提

固定費を求めるにも変動費を求めるにも、仮定が必要です。そこで、いくつか仮定を置いておきます。実際に自分に照らし合わせて計算してみたい!という人は、「」内を自分に置き換えてみてください。そういう必要のない人は、読み飛ばしても大丈夫です。

 

①「コミケ」に参加する。

サークル参加費はイベントごとに違うと思いますが、ここではコミケとします。

Circle.msガイド | コミケットの申込というページによると、サークル参加費が8000円、システム利用料が1100円とありますので、これを利用してみます。

 

②東京の「新宿」に住んでいる。

電車賃を計算するために必要な仮定です。新宿から国際展示場駅まで電車で移動すると、ちょうど500円の電車賃がかかりますね。当日朝に出て当日夜に帰ってくるとして、宿泊費はこの場合、ゼロです。

 

③印刷会社は、以下を利用する。

変動費(1冊あたりいくらか)を求めるために、必要な仮定です。

同人誌印刷会社なら・初めての人“にも”優しい同人誌印刷所「しまや出版」

グーグルで「同人誌 印刷」と検索をかけて出てきた中で、印刷費の計算表がわかりやすかった「しまや出版」さんのこちらのページを参考にさせていただこうと思います。

また条件として、一般的な同人誌のサイズである「B5」、ページ数は「24ページ」として計算してみます。

 

1冊あたりの値段が書いていないため、この表から1冊あたりの印刷費を計算して、別途表にしてみました。

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1冊あたりの印刷費の額自体にそんなに深い意味はないですが、多く印刷した方が1冊あたりの印刷費が安くなるのはわかりますよね。

 

④1冊あたりの売り値は「1000円」とする。

CVP分析では、売る値段の情報も必要です。

 

4、当てはめ

①収益をグラフにしてみます。

1冊あたり1000円で売れるものが、50冊売れたら50000円ですよね。そんな感じでグラフを作っていくと、

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こんな感じになります。

 

②費用をグラフにしてみます。

まずは、固定費9600円は売れようが売れまいが必ず一定でかかるものなので、9600円からスタートです。0冊でも9600円かかります。

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次に、変動費を足していきます。とりあえず、9600から、線をななめにびーっと引っ張ります。

50冊のときは36300円の印刷費がかかって、さらに固定費9600円もかかるので、45900円の費用がかかります。そんな感じでグラフを作ると、

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こんな感じになります。

 

①と②のグラフを合わせると、

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こんな感じになります。

 

 

 

……………ここまで書いて、わざわざグラフ化した意味あった?とおもいましたが、もう知りません。あくまで会計の話をしたかったので、これでいいんですよ、うん。

 

50冊売れた場合、4100円の儲け。

100冊売れた場合、50160円の儲け。

200冊売れた場合、141060円の儲け。

300冊売れた場合、229960円の儲け。

となります。

50冊売った程度では、アフターで焼肉を食べるだけで終わってしまいますね。

100冊で「小さな副業」という感じ、300冊売れるとやっとまともな収入といえるのではないでしょうか。

 

同人誌って儲かるの?という最初の問いに答えると、「100冊売れればお小遣い程度。300冊売れる程度ならそこそこ儲かるかも。」という回答になりますね。ちなみに、100冊をコミケの10時〜16時の6時間で売るには、1時間に17冊、4分に1回くらいのペースで売れなければなりませんね。コミケに行ったことがある人ならわかるとおもいますが、4分に1回売れてるサークルがいったいどれほどあるでしょうか。

また、あくまで在庫なく全て売り切った場合のグラフであって、売れなかった場合はその分収益が減りますからね。100冊刷って(49840円の費用)も、50冊しか売れなかった(50000円の収益)場合、利益はたったの160円です。世知辛いのじゃ。

 

みなさんも自分で当てはめて計算してみて、同人誌で儲かることの難しさをイメージしてみましょう。

 

なんだ、この駄文。

簿記が難しいと感じた初心者さんや独学者さんたちへ

世の中には簿記の入門書がいろいろあります。本屋に行けば、いろんな出版社が「わかりやすい」とか「初心者向け」とか「漫画でわかる」みたいな感じで、簿記の入門書を出していますね。

 

自分は現在公認会計士の二次試験の結果発表待ちという身分で予備校も使っていましたが、最初の最初は簿記を独学で勉強していました。その頃からずっと感じていたのですが、「初心者に書籍でわかりやすく」って困難だと思います。

初心者はそもそも簿記の概念が頭に入っていないので、何が重要で何が重要でないのかがわかりません。

貸方?借方?資産?収益って?貸借対照表損益計算書って漢字ばっかりで何がなんだか…という感じで、いきなり新概念がどかどかでてきて、いまいち要点がつかめないままとりあえず読み進める。仕訳はなんとなくわかってきたけど、簿記2級くらいになるとなんとなくでは戦えなくなって挫折してしまう。そんな気がします。現に私はそうでしたから。

私の中で、何かを学ぶための媒体のわかりやすさは、対面≧動画>>>>>書籍くらいの順位だと思っています。

で、とりあえず書籍というものはとんでもなくわかりにくい。それでなおかつ初心者だったら、わかりにくい+わかりにくいでもうそりゃわけわからんのオンパレードですよ。

資格予備校って、わかりやすい「動画」あるいは「対面」の授業を提供することにこそ主な価値があると思うのです(もちろん、出題の分析とかテキスト、講師にも価値はあるはずですが)。

 

ですから、初心者こそ書籍ではないもので学べということです。予備校に通えるお金があるなら、やっぱり独学ではなくて予備校を使った方がいいと思います。

それはともかくこのブログでは簿記とか会計の解説もちょこちょこやっていますが、話し言葉で、なるべく耳で聞くみたいに、動画みたいに、という工夫をしています。よろしくお願いします。

会計士の一次短答を受かるために 監査論

今回は監査論についてのおはなしです。これで短答のコツが一通り終わりますね。

監査論は20問×5点の100点満点です。企業法は覚えているか否かで勝負が決まるので30分くらいで解き終わるのですが、監査論は1つの文章が長いため、解くのに40分くらいかかりますね。

さて、監査論はいろんな予備校で理解重視と謳われていますが、この「理解」について。「監査の世界での常識」にしていくイメージを持つと楽しくなってくると思います。

監査の世界では、試査が常識なんだなぁ。監査の世界では、監査している会社と馴れ合わないようにするのが常識なんだなぁ。という感じです。

 

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会計士の一次短答を受かるために 企業法

今回は企業法についてです。

20問×5点の100点です。企業法の特徴としては、分野ごとの問題数が安定していることです。商法・金商法の2問は鉄板、機関が5問、設立・株式がそれぞれ2問前後、、、といった感じです。企業法でヤマ当てをする人はそもそもほとんどいないと思いますが、ヤマ当てが全然効かない科目です。

理解はもちろん大切ですが、それ以上に問題を解いて間違えて頭に叩き込む作業が効きますよね。「監査役は取締役を監視するから強い立場」って理解があっても、結局聞かれるのは「監査役の任期は何年?」ですもの。理解だけでは少し足りないよ、という話です。最後は暗記勝負です。

企業再編の分野は個人的に面倒に感じました。文章が、長い。食べる側と食べられる側の話を見分けるのが面倒。という感じです。

商法・金商法はかなり暗記で処理できます。が、金商法はときどき手をつけてないところから出てきたりします。

80点(5問に1問だけ間違えても良い)を理想としたいですが、金商法が2問とも難しいときは70点くらいを目指しましょう。大半は簡単というか、授業や過去問でやったことが素直に出てきます。

 

短答から条文を引くべきか否かについて

自分は問題集を解いて覚えるタイプだったので、条文は使ってません。二次試験でも使うから早いうちに〜という声もありますが、二次試験で出る条文ってわりと決まってるし、試験時間もたっぷりあるので条文は自分で探せます。ですから、短答ではいらないと思います。個人的な話ですけどね。

 

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会計士の一次短答を受かるために 管理会計(理論)

今回は、管理会計論の理論について話してみようと思います。

理論は例に漏れず暗記得意な自分は「暗記しましょう」で一言で終えられるのですが、それだと全くアドバイスにならないので、苦手な人向けに、、、といっても、管理の理論は8問あったら6問は取らないとだと思います。

 

原価計算分野

これはどう考えても原価計算基準が重要。PDFにして16枚程度で3問は取れるのですから、コスパは最高ですね。さて、そうはいっても原価計算基準、古くて固くてとにかく読みにくいです。はやく現代風に改定してほしいところですが。一つの文章が長いと、流し読みになってしまって「これは何を言ってるの?」ってなります。その気持ちはわかります。予備校の逐条解説すらイマイチ頭に入らないという始末でした。

 

コツとしては、PDFを印刷してきて、問題集の間違いの肢のひっかけや、気づいたことをどんどん自分の言葉で注釈を入れることです。これは、自分の例を見た方がわかりやすいかもしれません。

 

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会計士の一次短答を受かるために 管理会計(計算)

会計士試験の管理会計論は100点満点で、計算が8問(60点)、理論が8問(40点)くらいの点数配分となっています。最近は計算7問の理論9問という傾向になりつつありますが。今回は、そんな管理会計論の計算で人並みの点数を取るためのコツです。

計算は4問取れば30点になります。計算が苦手な人は4問を目指しましょう。残り4問は捨てても大丈夫です。財務会計論の計算が簿記1級をかなり超えているのに対して、管理会計論の計算は簿記1級との乖離はそこまでないと感じます。

また、出題の分野として原価計算から4問が、管理会計から4問が出されます。それぞれ2問ずつは解けそうな問題があるはずなので、その気持ちを持ちましょう。

 

原価計算分野

個人的に一番解きに行くべきだと思うのは標準原価計算かな、と思います。過去問の焼き直しが多く、計算の流れさえ覚えていれば当てはめで解ける場合が多く、計算量も多くありません。差異の分析とか結局は「実際がいくらで、標準がいくらで」と比べるだけですからね。

連産品も解きやすいですね。正常追加加工を引くことさえ間違えなければ、計算量は多くありません。私はとりあえず標準原価計算と連産品が出たら解きに行くと決めていました。

また、総合原価計算はパターン度は高いですが、累加法がよく出されて計算量が2倍になり、どこかでうっかりミスをすると失点するので個人的に入れ込まないようにしていました。計算が苦手なので。

部門別計算も複数基準とかになると計算量がめちゃくちゃ多いですし、按分の数値を読み間違えることが多くて苦手でした。やっぱり計算が苦手なので。

個別原価計算は、パズルや穴埋めになると難しくなるので、その気持ちを持ちましょう。ちなみに、総合原価計算のようにボックス図を書いてみると頭がスッキリするというか、勘定のイメージも付きます。自分の編み出したコツです。いつか、機会があったらこのブログにてレクチャーしてみようと思います。

費目別計算はなんとなく捉えどころのないイメージでしたが、あれって原価計算基準を計算にしただけなんですよね。労務費の問題で「福利費や福利施設負担額、厚生費が労務費なのか経費なのか」という引っ掛けがありますが、きちんと原価計算基準10に書いてあります。

 

管理会計分野

一番パターンで解きやすいのはCVP分析な気がします。下書きで一発解決できることが多いので、CVPが出たら果敢に挑みましょう。自分は加重平均の概念が今でもあまりわかりませんが、とりあえず計算のやり方だけは頭に叩き込みました。

財務分析は絶対に取りましょう。覚えるだけです。事業利益、金融収益、インタレストカバレッジレシオ、、、、馴染みがなくても覚えましょう。また、負債比率の分母がなんで自己資本なのかよくわからん!ってなるかもしれないのですが、ある法則を見つけ出すと一発で覚えられます。とにかく、覚えゲーです。

予算管理は、差異分析が標準原価計算と類似しているので、シナジー効果があると思います。価格差異、数量差異が「数量だけを動かした時に出てくるズレ、残りは価格のズレ」という概念がしっかり頭に入ると、ブレないで点を取ることができます。

 

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